小児科のご案内
特色・専門領域
当小児科は、地域の医療機関・医師会・大学病院や国立成育医療センター、障害児施設などと連携・協力を得ながら、小児の急性期医療、全夜間救急を提供しており、城南地区で夜間・休日にも小児の救急入院が可能な地域の中核的病院小児科の一つとして診療活動を行っています。
小児科は、急性期医療、隔離が必要な急性感染症医療(感染症専用病棟で対応)、さらに専門的医療として、小児アレルギー疾患を中心に、循環器、腎尿路系疾患、成長発達、予防接種の専門外来を提供しています。
小児アレルギー疾患は、気管支喘息を中心に、食物アレルギー、じんま疹、アナフィラキシー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などに対応しています。食物アレルギーには、除去食療法中の発育のチェックや栄養相談、勉強会などを行い、必要であればエピペンを処方し、症例に応じ外来または入院での食物負荷試験も実施中です。予防接種が、アレルギー疾患などで一般医療機関で行えない場合、ご紹介によりこれを行っています。
地域の医療機関・行政・教育機関などと連携し、患者さんから学びながら、最新の医学的根拠を持って個々の患者さんに最も適した医療を提供し、親御さんと一緒に子どもさんの成長発育を見守りたいと念願しています。
また、重症心身障害児の短期入所事業を行っています。詳しくは、こちらを参考ください。
■ 荏原病院における小児夜間・休日診療について
当院の小児科では通常の診療の他に、24時間救急診療に対応できる体制をとっております。
荏原病院における小児科診療体制は以下のとおりです。
9:00~12:00 |
12:00~17:00 |
17:00~9:00 |
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平日(月~金) |
通常診療 (受付時間:8:30~11:00) |
当院小児科医または 連携医療機関小児科医による救急診療 |
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土曜日 |
通常診療 (受付時間:8:30~11:00) |
当院小児科医による 救急診療 |
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日曜日・祝祭日 |
当院小児科医による救急診療 |
診療実績
延外来患者数(平成30年度) | 13,310人 |
【代表的疾病(上位5位)(平成30年度)】
順位 |
病名 |
患者数 |
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1 | 食物アレルギー | 111 |
2 | 新生児黄疸 | 74 |
3 | 急性肺炎 | 52 |
4 | 川崎病 | 39 |
5 | 熱性痙攣 | 25 |
スタッフ紹介
医師名 | 専門分野 | 資格 | |
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部長 | さとう ひろゆき 佐藤 弘之 |
小児科一般 | |
◎部長 | たかやなぎ たかあき 高柳 隆章 |
腎・尿路系疾患(腎炎、ネフローゼ、尿路系感染症など)、新生児疾患 |
日本小児科学会専門医・認定小児科指導医 難病医療費助成制度における指定医(小児科) 小児慢性特定疾病医療費助成にかかる指定医 臨床研修指導医(厚生労働省) 医学博士 |
医長 | のじり ひろたか 野尻 裕貴 |
小児科一般 アレルギー疾患 |
日本小児科学会専門医・指導医 日本アレルギー学会専門医 小児慢性特定疾病医療費助成にかかる指定医 難病医療費助成制度指定医(小児科) |
医長 | たき もとひろ 滝 元宏 |
小児科一般 新生児疾患 |
日本小児科学会専門医・認定指導医 日本周産期・新生児医学会周産期(新生児)専門医・指導医 日本人類遺伝学会日本遺伝カウンセリング学会臨床遺伝専門医 地域総合小児医療指導医 IBCLC(国際認定ラクテーションコンサルタント) NCPRインストラクター(専門コース) 昭和大学医学部小児科学講座兼任講師 難病医療費助成制度における指定医(小児科) 小児慢性特定疾病医療費助成にかかる指定医 身体障害者福祉法第15条指定医(肢体不自由・呼吸器機能障害) 臨床研修指導医(厚生労働省) 日本アレルギー学会 アレルギー専門医 医学博士 ICD制度協議会 インフェクションコントロールドクター(ICD) |
医員 | いだ なつみ 伊田 夏海 |
小児科一般 | 日本周産期・新生児医学会NCPR(専門コース) |
◎は連携担当医師です。